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玄関は家に入ってくる気の入り口で、
風水ではもっとも肝心なスペース。
財運やさまざまな縁もここから入ってきます。

玄関風水

風水では、気(一種の生命エネルギー)の流れを呼び込み、毎日を明るく元気でハッピーなものにするために最も大切な場所を「玄関」としています。

よく「玄関は家の顔」といいますが、人の運気も玄関で決まるといっても過言ではありません。

なぜなら、玄関は気が人ってくる通り道だからです。人が出入りするのと同じように、あらゆる幸運は玄関からやって来るのです。

玄関がこれほど重視されるのは、よい気を家の中に招くとされる、あるものが関係しています。

それは「川の水の流れ」です。

古代中国に伝わる風水では、家の前に川の水の流れがあると運気を呼び込みやすいといわれてきました。

家の前に川が流れ、川と家の位置が吉相だと、川の手前に龍が舞い降り、その家を繁栄させると考えられてきたのです。

中国風水において、気の流れを「龍脈(りゅうみゃく)」、気の流れが集まるツボを「龍穴(りゅうけつ)」というように、龍はまさに気そのものです。

龍は金運を運び、邪気(悪い気)を抑えたり、はね返したりします。龍のことを「よい気」、あるいは「よい運気」といい換えてもよいでしょう。

龍は「水あるところ、龍がいる」といわれるほど、水を好む聖獣です。そのため、川の流れに面した家には、龍が舞い降りやすくなるといわれています。

とはいえ、昨今の住宅事情では、前方に川の流れがあるような家はほとんどありません。

しかしながら、現代の風水では、物が流れ、移動するという意味から、道路も川と同じように扱われます。

そうなると、気の流れとかかわる川(道路)にいちばん近い場所は、家の中のどこでしょうか? もう、おわかりですね。玄関です。

玄関は、龍が舞い降りる川(道路)と接しているから、運気を上げるのに大切だといわれるようになったのです。あとは、目と鼻の先まで来ている運気をどうやって家の中に呼び込むかが最大のポイントになります。

玄関からよい気が入って来るようになれば、気持ちも明るく、どんどんポジティブになっていきます。

これまでうまくいかなかったことが、ウソのようにスムーズに運んだり、ぎくしゃくしていた人間関係が改善されたり、うれしいニュースが飛び込んで来たりするようになるでしょう。

もし、気の流れの滞っている場所に自分の家が建っていたり、方位や間取りの悪い家に住んでいたりしても、運気を大逆転させることはいくらでもあるのです。

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