お茶碗五円玉

茶碗に5円玉を入れて玄関に置いておくだけで、運気が驚くほどアップする――こんなユニークな開運法が、じわじわと広まっていることをご存じでしょうか。それが「お茶碗5円玉」です。

東京では、カメラマンやスタイリスト、デザイナーといったフリーランスで仕事をする人たちの間で、ちょっとした都市伝説になっています。「試したら思いがけない仕事が舞い込んできた」「高額の宝くじに当選した」などと、インターネットやクチコミで話題となり、いまや実践者は全国に広まりつつあります。

お茶碗5円玉は、文字どおり、5円玉を入れた茶碗を玄関に置くだけの手軽な開運法です。しかし、お茶碗5円玉は、根拠のないおまじないでも、ただのお守りでもありません。

いまなおウチナーンチュ(沖縄の人)の生活に深く根づいている琉球風水(沖縄に伝わる地気・地勢・陰陽五行・方位などを考え合わせて住宅や墓などの地を定める術)の理論に基づいた、いわば生活の知恵なのです。

お茶碗五円玉のやり方

それでは、お茶碗5円玉のやり方を紹介しましょう。 といっても、用意するものは、ごく普通のごはん茶碗と5円玉だけです。お茶碗5円玉は、特別な道具や知識を必要としません。運気をいますぐ上げたい人が即、実践できる点が人気の秘密となっている開運法なのです。

使用する茶碗は、現在食事に使っている茶碗でも、新たに購入したものでも、家に余っているものでも、どんなものでもよいでしょう。ただし、欠けやひびのあるものは、せっかく手に入れた運気がこぼれ出てしまうので、さけるようにしてください。

プラスチックや木製の茶碗も、風水でいう五行(万物は「木」「火」「土」「金」「水」の五つの要素で成り立ち、その要素で吉凶が生じるとする思想)の相性が悪く、5円玉のパワーを弱めるので不向きです。

5円玉は、「五円」ときざまれたほうが表側、年号がきざまれたほうが裏側になります。 表側を上にして茶碗に入れましょう。あとは、これを玄関に置くだけです。

お茶碗5円玉は、玄関のどこに置いてもかまいません。たたきや上がりかまち(玄関の上がり口に取り付けた横木や板)、げた箱の上などに置きましょう。

なお、置き方を変えることにより、さらに自分にマッチした効力を得ることができます。

もし、あなたが現状にある程度満足していて、さらなる幸せを求めるのならば、5円玉を入れた茶碗を玄関の外に置きましょう。家の中に入ろうとする悪い気をはね返すと同時に、強い運気をどんどん呼び込んでくれます。

反対に、何か悩み事があったり、ついていないと思ったりしているのなら、5円玉を入れた茶碗を玄関の内側に置くようにします。内側に置くと化殺効果が高まるので、すでに侵入している邪気を消し去り、運気を好転させます。

玄関の内側に置く場合、悪い気はまっすぐ入ってくるので、玄関から入って正面に置くのがベストです。あれこれ気になる人は、玄関の外側と内側の両方に1個ずつ置いてもよいでしよう。

お茶碗5円玉を置くときには、自分のかなえたい願い事を頭に思い描きながら、あるいは実際に口にしながら置くようにします。

「幸運が舞い込んで来ますように」「みんなが幸せでありますように」など、思いをしっかり込めれば、効果はさらに高まります。

ただ一つ、気をつけなければならないのは、ホコリや汚れです。

お茶碗5円玉は、玄関に置いておくだけという手軽さが魅力ですが、茶碗や5円玉に付いたホコリや汚れをそのままにしてはいけません。

ホコリが付いたり汚れたりしたら、きれいに洗って、新たな気持ちで置き直しましょう。

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