玄関の厄を払う10のチェックポイント

玄関に入ったら何となくホッとする家ってありますよね。玄関に望まれるやすらぎやくつろぎは、入ったときにホッとすると感じるかどうかだと思います。

風水的にいうと、厄落としがしっかりできるかどうかがポイントとなります。厄落としがしっかりできると、玄関に入っただけで癒される感じがするものです。

しかし、落とした厄をそのままにしておくと、当然玄関に厄が積もっていってしまいます。

厄はゴミやホコリのように目には見えませんが、玄関に厄がたまると、家の中にどんよりとした空気が流れ、気分も重く感じてくつろげません。

また、家の外で起こったいやなことをそのまま家の中に持ち込んでしまいますし、家で起こったいやなことを身につけたまま外出してしまいがちです。

厄がつきやすいチェックポイント

① 玄関の正面に鏡がある

玄関の正面に鏡

出かけるとき、身だしなみをチエックするために、鏡を玄関に置いている人も多いでしょう。

ただし、鏡が玄関の正面にあると、家の中に入ってこようとしている気が、そのままはね返されてしまったり、散りぢりになってしまうため、良くありません。

もし、玄関正面に置いてある場合は、今すぐ場所を移すようにしてください。→鏡で玄関の気を調整する

② 下駄箱の中が雑然としている

下駄箱は悪い気がこもりやすい場所。閉め切りにせず、週に1度、扉を30分程度は開けて風を通すことが大切です。

「大地」に触れるもののおそうじはすべて水拭きが基本。靴はいろいろな場所から、さまざまな運を持ち帰りますから、下駄箱の中も、ときどきは塩水で拭きそうじをしてください。

悪い気は、特に下駄箱の下部分にこもります。気を清浄にするために、一番下の段には炭や重曹など、気を浄化する作用のあるものを置いてください。

また、自分の運気を変えたいとき、大切な用事があるとき、大切な人に会うなど楽しい予定があるときは、靴底を拭いてから出かけましょう。

時間がないときは、ウェットティッシュなどを使って、さっと拭くだけでも効果的です。運のいい靴は、あなたを運のいい場所へと導いてくれますので、靴の裏をまめに拭くことは、自分にさまざまな運をもたらしてくれることにつながります。

③ 玄関からベランダまでが一直線

玄関を開けると、正面にベランダや窓が見える家がありますが、これは「漏財宅(ろうざいたく)」と呼ばれて嫌われます。入ってきた財運が、まっすぐ窓から漏れていく家だからです。

玄関から入る幸運の気は逃がさずに、家中をめぐらせるように、玄関と窓の間には、直進をさまたげるしきりや、パーティションなど、障害物を置きます。

のれんやカーテン、ついたてなど何でもいいのですが、レース製品や隙間の多いすだれなど、透けるものは不向き。向こうの窓が直接見えないような素材を選んでください。

④ 玄関が暗くてせまい

玄関は気の入り口で、風水上もっとも大切な場所の一つです。

外からよい気をたくさん招き入れ、そのよい気をプールできるよういつでも広くすっきりと保っておきましょう。そうすることで、対外運がとてもよくなります。

照明は光度の明るいものにします。玄関が暗くて狭いと、次第に金運が衰退し、よからぬ客が訪れたりするようになります。

電球を取り替えても陰気な雰囲気がする場合は、スポットライトや間接照明を取り付けて明るさを演出してみましょう。

⑤ 翌日に出すゴミ袋が置いてある

こみ収集日の前夜は、玄関にごみ袋を出して就寝するという人もいるようです。

しかし、玄関は気の入ってくる場所。定期的に玄関にごみを置くことで、ごみから生じるよどんだ気を空間が覚えてしまうことに。

もちろん、玄関の中だけでなく玄関の外に置くのも、「殺気」が入りやすい空間をつくってしまうため、おすすめはできません。

たまに置くくらいならさほど大きな問題ではありませんが、ごみの日に毎回、玄関先に置くのを習慣にしてしまうと、玄関が「殺気」の入ってきやすい空間になってしまいます。

こうなると、空間は汚い状態で固定され、きれいにするのが難しくなります。

どうしても、少しの時間でも玄関にごみを置かなければならない場合は、「その空間にごみがある」ことがわからないように、フタつきのカゴなどに入れたり、せめて布をかけるなど、空間がごみの気を覚えないように工夫しましょう。

こうすることで、ごみから悪い気が生じるのを抑えられます。

また、玄関内に鏡があるお宅は、そこにごみが映らないように注意を。鏡は「映ったものを増幅する」作用をもちます。玄関の鏡にごみが映ると、ごみの気が増幅され、そこはごみの空間になってしまいます。くれぐれも注意しましょう。

⑥ 玄関マットがない

玄関マット

玄関マットは、外から入ってきた「殺気」を払い落とすフィルターの役割をしてくれます。

このマットを置いてなかったり汚れたりしていると、「殺気」がどんどん家の中に入ってきてしまうことに。

掃除機をかけるのはもちろん、家で洗えるタイプなら、1ヶ月に1度は洗濯しましょう。

家庭で洗えないものは、素材的に問題がなければ、天然のリネンウォーターを吹きかけて太陽に干すと、マットにこもった悪い気をクリアにできます。

⑦ たくさんの飾り物

玄関に、ごちゃごちゃとたくさんのものを飾るのはよくありません。特に古くなった人形や色褪せた造花、汚れたリースなどは、かえって運気を下げます。

玄関の壁を飾るものは、1、2個にとどめます。美しい季節の花、縁起のよい小物など、見るたびに気分がよくなるものを選びます。

ただし、玄関はホコリがたちやすく、あっという間に汚れてしまうので、こまめに拭き掃除をして、いつもきれいな状態にしておいてください。

⑧ 汚れた表札

忘れがちなのが表札。

表札は家の顔でもあるので、これが汚いと悪い気を呼び込んでしまいます。雨の汚れやホコリなどをつけたままにしないで、定期的に拭き掃除をしましょう。

また、玄関前の枯れ木や雑草、側溝にたまった枯れ葉なども放置しないでお手入れを。

⑨ たくさんの古い靴

新しい出会いがないと嘆いているあなた、玄関の靴箱に古い靴や長い間履いていない靴が眠ってはいませんか?

古い靴には過去の記憶や気が留まるため、ずっと置いておくのはよくありません。

履かない靴は思いきって捨てて過去と決別することで、新たな運がやってくるでしょう。

⑩ 玄関の外の大樹や電柱

玄関の前に視界を二分するような、大樹があるのは「頂心殺(ちょうしんさつ)」といい、屋内に住む人が事故やケガに遭ったり、手術を受けたりしがちです。

日に日に貧しくなり、ペットを飼っても残らないなど家運が衰退する相となります。それ以外にも、電信柱やアンテナなど植物でないものも頂心殺となります。

さらにそれが枯れ木の場合は、生命力が低下し、腫瘍やぜんそくを患ったり、自殺者が出たりするなどの災難に遭いやすくなります。

本当なら移動させたいところですが、無理なことが多いでしょうから、八卦鏡を玄関の外側に向けてかけるか、観葉植物を玄関のドアの外に置いて化殺しましょう。

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