リビング

しっかり整っていて、ゆったりできるリビングルームは、一日の疲れを癒し、免疫システムを向上させることができます。「静」の場ですから、「ゆったり」が重要なポイントです。

いわばヒーリングの場なのですから、狭くて散らかったリビングは論外。赤色をはじめ、周波数の高い色を用いると、さらに狭く感じるので要注意。かえってストレスがたまり、そのストレスが脳に影響を与え、怒りを呼び起こしたり神経を消耗させたりします。

ただ、逆に広すぎるリビングでも、氣が集まりにくく、落ち着かなくなってしまいます。そんなときは、ついたてなどを使って、仕切りを配置しましょう。

照明やインテリアは重要です。だれもが安心と安らぎを感じられるよう、夏は涼しく、冬は温かい空間を心がけましょう。

また、古い物・色の暗い物・安物は避け、高級感のある雰囲気に仕上げてください。

整った状態が活気を生む

リビングルームは、その家に住む人の疲れを癒すとともに、家族間の絆を深める場でもあります。

その環境がよいものであれば、対応している肝臓と胆のうをはじめ、全身の調子を向上させてくれます。そして、ストレスが軽減することで免疫力がアップし、自然治癒力を高めてくれるのです。真に落ち着ける状態であれば、自己の意識を深めるのにも有効です。

また、家族が互いの絆を深め、よりコミュニケーションを取りやすくするには、全員の心の底から歓びと楽しみがわき出てくるような環境にしましょう。余裕があれば、薄いオレンジや黄色の壁紙にして彩りを加えたり、小さな段差のスキップフロアを作って部屋に起伏を出してもいいでしょう。すると、視覚的な変化にとどまらず、氣も活性化します。

一人だけが楽しむテレビゲームなどは、持ち込む必要はありません。それよりも、観葉植物を多めに置くのがお勧めです。魂が癒される植物は、リビングにぴったりのインテリアです。そもそも、緑の色そのものにリラックス効果がありますし、プラスイオンに電荷した汚れた空気を浄化する働きもあります。健康度のアップを、大いにサポートしてくれます。

玄関の近くをぜひリビングに

玄関近くにリビングがあれば、たくさんのお客様をゆったり迎え入れることができます。すると、人間関係がよくなり、情報量もふえて、仕事もうまくいきます。家族の生活においても、疲れて帰宅し、その疲れを早く取れるようにするには、やはり玄関近くにあるのがベストです。

遠い位置にあれば、お客様は廊下を歩くことがストレスになり、今後は訪ねづらく思うでしょう。あなたの活動力も失われてしまうのです。

カーペットやテレビがよい氣を高める

リビングルームには、どこにでも座れるカーペットを敷いておくほうが、フローリングだけよりもよい氣を集めることができます。床全体に敷くカーペットでなくても構いません。グリーン系や黄色の入ったアクセントラグを、部分的に使ってもいいでしょう。

さらに、テレビやオーディオがあると、よい氣の流れをさらに高めてくれます。音や映像には、氣の流れを動かす作用があるからです。

リフォームするときはぜひ暖炉を

暖炉があるだけで、私たちのイメージ脳力が高まります。炎が、人間の脳波を10ヘルツのミッドアルファー波に導き、右脳を活性化させるからです。そうした効果は、薪を焚く暖炉でも、ガス暖炉でも得られます。効力は多少落ちますが、電気のイミテーションでも効果は期待できるのです。

こうした環境にいると、仕事でのイマジネーションや、日常生活での新たな気づきもやって来るでしょう。皆さんも一度、ぜひ試してみてください。

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